【電車旅1日目】浜松駅からサンライズ瀬戸に乗る!
とりあえず時間をつぶします
2件目を出て、22時15分。
フツーなら、そろそろホテルに帰るかぁ、みたいな時間ですが、浜松ではホテルを予約していないので、とりあえずお風呂に向かいます。
浜松駅近く「かじまちの湯 SPA SOLANI」。
ビルの3階にある、近代的なきれいな施設でした。
驚いたのが、女湯の扉のロック。最初にもらった手首につけるやつ(銭湯でよくある、伝わりますよね?)をかざさないと、ロックが解除できない。
女性しか入れないようになっているわけです。すごい! 安心!
お風呂は、思っていたより狭かったです。
まあ、立地が駅前なのでこんなもの? と思いましたが、月曜日の夜遅くに駅前に風呂に入りに来る客なんておらず、貸し切り状態で使えました。ラッキー。
さあ、お風呂を出て、24時。
あと1時間! と自分を鼓舞して、コンビニなどをフラフラしてました。眠い。
憧れの寝台列車!
みなさまはサンライズ瀬戸(出雲)はご存じですか?
★サンライズ瀬戸(出雲)とは★
山陰エリア(サンライズ出雲)・四国エリア(サンライズ瀬戸)と東京を結ぶ寝台特急です。
車内はJRと住宅メーカーが共同で設計し、木の温もりを生かしたインテリアに統一。
現在では、JR線を走行する唯一、定期運行を行う寝台特急列車かつ、夜行旅客電車です。
私、大した理由はないのですが、以前から寝台列車に憧れておりまして、
人生で一度は乗ってみたいと思っていたのです。
そして今回、まとまったお休みをいただくことができたので、「お、これは乗っちゃう?」という勢いで予約。ついに乗車となりました。
で、本来ならば、東京から乗るのが醍醐味だとは思うんですよね。
けれど、私は名古屋に住んでいて、行きたいのは、高松。
東京に行って戻ってくるのは時間もお金も無駄じゃない? という思いに抗えませんでした。
なので、近場の浜松から乗車。浜松駅への到着は深夜1時11分。
・・・もはや効率がよいのか悪いのかナゾですが、一番の目的は寝台列車に乗ること! とウキウキしながら夜の浜松駅で列車を待つのでした。
(2月初旬でしたが、比較的あたたかい夜だったのでよかったです。)
ちなみに私の他に待っている人は男性1人だけ(笑)
乗車しました!
いよいよ列車到着。
ついに長年の夢が叶うのかと、ドキドキがとまりません。
そして、いよいよ「B寝台シングル」へ。
2階は酔いやすいという事前情報をもとに、一階を予約しました。
そして、部屋がごちら。
秘密基地みたいで、相当楽しいです。
こじんまりとした空間に、すべてがつまっているカンジ。好き。
一階からの車窓の目線が、ホームの足元ぐらいで、普段は見れない視点で面白い。
本当なら、車窓を眺めながら一杯、みたいなのも夢だったのですが、さすがに1時すぎに晩酌もなぁ、と思い、おとなしくパジャマに着替え、寝ることにしました。
が、全く寝れない。
最初は揺れが気になってかなぁと思っていましたが、違いました。
寒すぎる!
もちろん暖房は効いていますが、掛布団が薄め。もちろん毛布などなく。
足先がとくに冷える。
冬に乗車する女性には、いろいろ工夫がいるなぁと感じました。
①パジャマの持参は必須
備え付けのものが用意されていますが、お手洗いは共通。
夜中にトイレに行きたくなった時、あの服で外へ出るのは難しいかと。
公共の場に出ても問題なく、眠りやすい格好を準備するのがよいと思います。
②冬であれば、あったか靴下などが必要
とにかく足先が冷えました。おばさんになったから?
寒くてなかなか寝付けなかったので、靴下はあった方がよいです。
その他は、とくに不便なことはありませんでした。
何より、しっかり鍵をかけられることが、貴重品などの管理の面でも、安心して過ごすことができました。
ただ、ベッドのサイズは、身長158センチの私でピッタリなカンジだったので、大柄の男性などは窮屈に感じるかもしれません。
朝が不安でしたが・・・
私は基本睡眠が深いタイプ。
目覚ましをかけていなければ、起きることができません。
今回は、高松に7時27分着。
身支度のことを考えると、6時30分には目覚ましをかけておきたいけれど、そんな音が鳴って、周りの人は迷惑ではないのか? など、かなり気になりました。
結局、目覚ましはかけないことに。(最悪、そのまま降りて駅のトイレで身支度すればいいかと思っていました。)
しかし、そんなことは全くの杞憂。
6時30分前に、岡山にもうすぐ着くとの車内アナウンスで起こされることになりました。
まぁ、当然ですよね。乗客を全員起こしておかなくては、乗務員が面倒だし(笑)
目覚ましは不要です。あの音声ボリュームで、きっとみんな起きます。
そんなこんなで、身支度をはじめた私ですが、ここでショッキングな出来事が。
なんと、本日の天気は曇り。
がーん(死語)。瀬戸大橋を渡る列車から、朝の光に照らされた瀬戸内を眺めるのが憧れだったのに!
なんてついてないの、私。まんまともう一度乗りたくなっています。
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